ストーリー/クエスト
Hidden Cityのゲーム中に登場するストーリー/クエストです。膨大な数のストーリーがありますが、順番やカテゴリーが未整理で、少々見にくいですがご了承ください。
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高貴な価値
ジュリエット
ゴールデンリリーも音質に入れるべきだと考えているの。私の故郷のフランスの旗や紋章にも飾られていますわ。
古い伝説によると、ゴールデンリリーは、フランク王国の開祖が勝どきを上げた戦場で育ったユリだそうよ。だからこのユリが旗に描かれているの。その時からゴールデンリリーはフランス王室のシンボルなのよ。
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真の美しさ
オーギュスティーヌ・カプチン
「風の翼に乗って」は数え切れないくらい何度も観た大好きな作品です。その撮影で使われた毛布の帽子を所蔵していたのですが、泥棒に盗まれてしまいました。あの帽子が誰に売られたのかを突き止めてください!
毛布の帽子が見つかったんですか?これは最初のフルカラー映画作品「風の翼に乗って」で使われた象徴的な小道具です。主人公はお金がなくてちゃんとした帽子を買うことができず、毛布を使ってこの帽子を作るのです。素晴らしい不屈の精神だと思いませんか?
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仲間内に潜む裏切り者
バイオレット
霧によって保安局の建物に取り残されたあと、私は局長の代わりに皆を率いることを決意したわ。一番大変だったのは、刑務所暴動を鎮圧することだった。偽造が難しい刑務所の鍵を、職員のひとりが囚人に渡したの。鍵を見つけて自分の目で確かめてみて!
この機械仕掛けの鍵を見れば、偽造が難しいということが分かるはずよ。この鍵がなければ監房のドアを開けることはできないわ。教団は数人の局員に永遠の命を約束し、味方につけることに成功したの。彼らは囚人を解放し、教団の側についたのよ。
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防御システム
バイオレット
教団のやつらが侵入してきたとき、この建物には私とほんの数人の局員しか残っていなかった。手遅れになる前にクリスタル保護装置のスイッチを入れておいてよかったわ。あれは今も機能している。霧が晴れた今となっては、もうスイッチを切ってもいいわね。裏口のところにあるから、頼んでもいいかしら?
クリスタル保護装置のスイッチを切ってくれたのね。鷲の頭に入ったクリスタルが、建物に入り込んだ闇のエネルギーを無効にしてくれるのよ。あの装置があったからこそ、「影」の弟子たちが使う邪悪な技から身を守ることができたの。
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マフィアの顔
オーギュスティーヌ・カプチン
信じられないかもしれませんが、子供の頃、私はギャングスターになりたかったんです。「マフィア・ファーザー」という映画の影響です。この傑作の小道具を手に入れることができたのですが、泥棒の手で誰かに売り渡されてしまったようです…どうか真っ赤なブートニエールを見つけてくださいませんか?
「マフィア・ファーザー」の撮影に使われた真っ赤なブートニエールが本当に見つかったのね?感激ですわ!このアイテムからはいつもインスピレーションをもらっています。実は、このブートニエールが登場するシーンは完全にアドリブだったんですよ。ご存知でした?だからこそ、あの気まずくて混乱したシーンが実現したんです。
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高貴な戦士
ルイス・カプチン
日本の文化というのは非常に興味深いと思いませんか?「5人の大和戦士」という映画の小道具を大事に保管していたのですが、侍の肩衣が盗まれてしまったんです。それを取り戻してくださいませんか?
肩衣が見つかったんですね!これは侍の衣装の大切な一部なんです。畳むのがとてもむずかしいのですが、泥棒もやはり畳み方を知らなかったようですね。こればかりは特殊なスキルが必要ですからね!だからこそ、映画の小道具は専門家によって所蔵されるべきなのです。
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麻痺させるエネルギー
バイオレット
霧のせいで保安局が孤立してしまったあと、「影」の弟子たちが闇の中から現れたわ。彼らはエネルギー爆弾を投げ込んで入り口を突破しようとしたの。もし勇気があるのなら、それを見つけて調べてみるといいわ。
「影」の弟子たちのエネルギー爆弾を調べるとは、かなりの勇気の持ち主ね。爆発と同時に闇のエネルギーをばら撒き、どんな壁でも壊してしまう爆弾よ。さらに、このエネルギーは人の体を包み込んで、まるで蛇の毒のようにその人の体を麻痺させてしまうのよ。
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乗り越えられない壁
バイオレット
ブラックが部下を見捨てて街の安全なエリアに逃げた後、ここで私たちがどんな目に遭ったのか話すわ。まずはじめに、私たちは空からメッセージを送って助けを求めようとしたの。霧が晴れた今、送ったメッセージのひとつを見つけるのは難しくないはずよ。
メッセージが見つかったのね。私たちは、誰かが読んでくれることを願って、霧の中へこれを送ったわ。ここにある装置から送られる信号は霧のせいですべて遮断されてしまった。だから、こういうシンプルな手段でメッセージを送るしかなかったのよ。
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砂漠の砂
オーギュスティーヌ・カプチン
ラクダ、砂漠の太陽、改革精神…有名映画「砂漠のローレン」のテーマです。映画の主人公が頭に被っていた有名なクーフィーヤが見つかればいいのですが…恐らく街の裕福な住民のひとりが持っているはずです。
スパイのクイーフィーヤが見つかったんですか?これは「砂漠のローレン」の主役がかぶっていたものです。あれは改革と非情な政治を描いた壮大な作品でしたが、実は女優がひとりも出演していないんです。ご存知でしたか?
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秘密の抜け道
ブラック局長
これまでに調べることができたのは保安局本部のほんの一部だ。この建物にはまだ数多くの秘密の部屋や抜け道が隠されている。そして、抜け道のひとつがバリケードで塞がれているようだ。障害物をどかすために道具をいくつか持ってきてくれるか?
持ってきてくれた道具のおかげで、ドアを塞いでいたバリケードを解体することができたな。実はその後ろに、バリケードを倒そうとして誰かが使ったと見られる破城槌が落ちていたんだ。「影」の弟子たちが建物に侵入し、旗を引き剥がし、警告ランプを壊し、私の部下たちを襲ったと考えて間違いないな!
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生き残るための物資
ブラック局長
避難が遅れた部下の多くは、ここ保安局本部にそのまま残った。ここで生き残るための物資が十分にあったことを祈るばかりだが…保管庫に食糧が残されているかどうか調べてみよう。特に重要なのは緊急用の乾パンだ。
君が保管庫で見つけてくれた乾パンは特別な製法で作られたものなんだ。各パックに1日に必要なビタミンがすべて詰まっているんだよ。だが、残りの食糧はどこに行ってしまったんだ?数年は困らないほどの量が用意されていたはずなんだが…
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機密書類
ブラック局長
霧によって保安局の建物が孤立し始めたとき、記録保管庫のスタッフは機密書類をシュレッダーに掛けた。それを探して、すべての書類を切断できたのかどうか確かめよう。
シュレッダーが見つかったんだな。中に半分だけ切断された書類が詰まっているぞ。そして、いくつかの機密書類が床に落ちている…これは良くない兆候だ。影の教団の悪党どもがここに来て、切断を免れた書類をじっくり調べたということだからな。
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一斉避難
ブラック局長
二手に分かれよう。そうすれば、手早く保安局本部を調べることができるはずだ。あそこに見取り図があるのが見えるか?赤いしるしのところで落ち合おう。あれは警告ランプのある場所を示しているんだ。それを見つけて、そこで待っていてくれ。
他の警告ランプはすべて壊れてしまったようだが、これだけは奇跡的に生き残ったようだな。これは、保安局が霧に飲み込まれる直前に私がスイッチを入れたものだ。警告音が鳴ってライトのスイッチが入り、建物にいた者たちは一斉に避難を始めた。
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予期しない危険
ブラック局長
霧が保安局の建物に突然押し寄せてきたあの日と同じくらい、ここには不安を掻き立てる要素がたくさんある。あの時、霧について最初に報告してきたのは「局員ナンバー032」だ。彼は手を洗おうとして異常に気づいた。すべての始まりであるあの蛇口を調べてみよう。
局員ナンバー032がこの蛇口をひねると、なんと水の代わりに霧が出てきたんだ。彼は蛇口を封印し、私のところに来て状況を報告したが、もう手遅れだった。霧は我々のすぐ近くまで押し寄せていたんだ…
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上がる水
レイデン・ストーク
怪しそうなものを探しましょう。それにしても、ここには金持ちの恥ずかしい品が大量にありますね!なるほど…仮面をつけた女性は自らを「設計者」と名乗った。つまり、空間のゆがみに関係するものを探すべきということです。あそこにある変形した水差しを調べてみましょう。
この水差しも、そして中に入った水も、とても奇妙な動きをしています。でも残念ながら、これは設計者のものではなさそうです。「ゆがみ」が起こったとき、この街の複数のエリアで水が特殊な特性を得ました。そして、それが入っていた容器を変形させたのです。この水差しもおそらくそのひとつでしょう。
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鉄の都市の伝説
ルイス・カプチン
まずは、無声映画のもっとも有名な作品のひとつである「アイアン・シティ」で使われた小道具のマスクを探しましょう。この作品は表現主義の傑作と呼ばれているんですよ。どうかロボットのマスクを探してください。
見つけてくださったロボットのマスクは、無声映画の最高傑作のひとつといわれる「アイアン・シティ」で使われたものです。ロボットスーツを作るために、役者は石膏に包まれた状態で何時間も横たわっていなければならなかったそうです!
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物語のシーケンス
ルイス・カプチン
このフィルムはまだ編集されていません。何時間分もの防衛者にかんする映像があるのですが、これらを編集して物語を作り出さなければなりません。観客が楽にトランス状態から目覚めるために重要なのです。私の編集道具を持ってきてください。
ありがとうございます。これで必要な編集道具が揃いました。それでは、現像したフィルムを切ってつなげていきましょう…まずは中盤の岐路の部分から始めましょう。そして、次がクライマックスで、最後にエンディングです…
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保管状態
ルイス・カプチン
現像済みでないフィルムは特別な冷却装置に入れて保管しなければなりません。でないと、使い物にならなくなってしまうからです。フィルムを覆っている感光乳剤はとても繊細なので、必要でない限り容器は開けないでください。防衛者に関する映画が入った容器を探しましょう。
「Z」の容器はこれだけですか?フィルム番号がそこに書かれているはずです。なるほど…「7455」ですね。これこそ我々が探しているフィルムで間違いありません。これを映写機に入れるのです!早速冷却容器から出して現像しましょう。
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乗客を騙す列車
案内人
独りきりで霧特急を調べるなんてゴメンだ。一緒に秘密の解明に乗り出してくれて助かったよ…おい、この気味悪い音楽はどこのコンパートメントから聞こえてきてるんだ?聞いてるだけで鳥肌が立ってくるぞ。携帯用の蓄音機がどこか近くにあるはずだ。探してみよう!
蓄音機が見つかってよかったな。急いでこの気味悪い音楽を止めるんだ!おい、これはどうなっているんだ?レコードもないのに音が鳴ってるぞ。この音はもしかして…霧の音なのか?この列車は乗ってくる者を欺こうとしているようだな。
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カメラを回して…アクション!
ルイス・カプチン
なんということでしょう。モンスターの幻影と格闘しているあいだに、プレゼントをなくしてしまったようです。見つけるのを手伝ってください!妻が悲しんでいる姿をこれ以上見たくないんです。私が用意していたプレゼントは、美しい模様がついたカチンコです。「幸せの星」と名づけたんですよ。
本当に「幸せの星」を見つけてくださったんですか?ありがとうございます!このカチンコはきっと私と妻の力になってくれるはずです。私たちは再び映画を作り始めるつもりです。このカチンコは、輝かしい新たな時代の幕開けの象徴なんです!犯人の試みは失敗しました。映画というものは、簡単には壊せないものなのですから。
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銀幕に囚われて
カルロス・ライト
モンスターの幻影をすべて退治し、映像によってトランス状態に陥っていた観客を助けました。モンスターたちは、保管庫からフィルムを盗もうとする犯人が周りの注意をそらすために作り出したものでした。そのフィルムには一体どんな秘密が隠されていたのでしょうか?
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クライマックス
ルイス・カプチン
エンドロールというのは、皆が思っているよりずっと大切なんですよ。ストーリーに終止符を打ってくれるものですからね。エンドロールがなければ、観客はトランス状態から脱することができません。子盤とブラシ、それからいくつか道具を持ってきてください。そこに「THE END」と書いて、映画の最後にスクリーンに映し出そうと思います。
では、防衛者に関する映画を持って行ってモンスターの映画と入れ替えましょう…さあ、クライマックス、そしてエンディングです!モンスターが全滅し、スクリーンに「THE END」の文字が表示されて…うまく行きました!モンスターは消滅し、観客たちが目を覚まし始めましたよ!
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生命の色
ルイス・カプチン
モンスターを退治して観客を安全にトランス状態から解放する方法がもうひとつあります。フィルムを美しく色づけするのです。アニリン染料を持ってきてください。
アニリン染料を見つけてくださったんですね。アンジェリーク、あなたは色に詳しいですね。私が編集作業を行っているあいだに、フィルムの色づけをお願いします。ところで、演技に興味はありませんか?あなたには素晴らしい存在感があります。なんだか今日初めて会った気がしませんね…
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整理整頓の大切さ
ルイス・カプチン
櫛のおかげで現像していないフィルムの保管場所に入ることができました。ここには何百メートルものフィルムが保管してありますが、モンスターの暴走を止め、街の人々を救える映画はひとつだけです。それを見つけるためには、書類棚が必要になります。探していただけますか?
書類棚が見つかったんですね。助かりました。さて、探しているのは、防衛者の出現およびモンスター追放に関するドキュメンタリー映画です。3番目のセクションの「Z」のところにあります。確かフィルム番号は745だったはず…ああ、困りました。最後の一桁が消えているじゃありませんか!これでは探すのに苦労しそうです。
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秘密の通り道
ルイス・カプチン
現像していないフィルムは、オーギュスティーヌと私だけが開けることのできる特別な隠し場所に保管しています。犯人はそこには入れなかったはずです。どうかオーギュスティーヌの櫛を持ってきてください。シダの葉のデザインのものです。それがモンスターの暴走を止めるのに役立つ理由をお教えしましょう。
この櫛は、映画劇場が最初に開館した際に妻に贈ったものです。「ゆがみ」が起きる前のことです。その時、私は妻に約束しました。いつか最優秀ドキュメンタリー賞を取ってみせると。この櫛は鍵として使うことができます。そして、現像してないフィルムの隠し場所はこの櫛でしか開けることができません。
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真の犯罪
ルイス・カプチン
保管庫に入れました!モンスター映画の後に流す映画をここで探して…こ、これは…選ぶつもりだった春に関する映画がなくなっています!道具をいくつか持ってきてください。すべてのケースを開けて探さなければ!
おかしいですね…すべてのフィルムケースが空っぽです。犯人がフィルムを盗んでいったに違いありません!でもなぜ…?これを見てください。空っぽのケースのひとつに犯人からの手紙が入っています。さっそく読んでみましょう。
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予想外の障害物
ルイス・カプチン
なんてことでしょう!保管庫の入り口をモンスターが塞いでいるせいで、フィルムを取り出すことができません。ああ、負の感情に押し倒されそうです。こんなときは…そうです!映写機を作ったとき、感情を中和する装置も一緒に作ったのです。それを見つけていただけませんか?
この感情を中和する装置は、非常に感受性の強い人が劇場にやってきて、この映写機の影響を強く受けすぎてしまった場合に備えて作りました。これをモンスターに対して使ってみましょう…うまくいきました!これでフィルムの保管庫に入れます。
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根源を絶つ
ルイス・カプチン
今すぐに映写機の電源を切ったり修理を試みたりするのは危険です。ちょっとしたことで、観客を恐ろしい危険に晒してしまう恐れがあるからです。こうなったら問題の根源を絶つしかありません。犯人が映写機にセットしたフィルムを調べてみましょう。
焼けてしまったのは前からあったフィルムのみのようです。つまりモンスターの幻影を作り出しているのは、犯人が入れたフィルムだけということです。これが終わるのを待って取り外しましょう。保管庫で次に再生するフィルムを探してください。
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銀幕の力
ルイス・カプチン
霧は確かに映写機の能力を増大させましたが、だからといって映像が現実世界に飛び出してくるようなことは起こり得ません…ひょっとして、観客の感情に反応した結果なのかもしれません。感情メーターを探してください。この映写機用に私が作ったものです。それがあれば、観客がどのような感情を抱いていたかが分かるはずです。
この感情メーターによると、観客はひどいパニックに陥っていたようです。彼らが感じていた様々な負の感情が映写機に作用したのです。あまりにも強い感情に影響されて、観客はトランス状態に陥りました。一刻も早くこの悪夢から解放してあげなくてはなりません。
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霧の仕組み
ルイス・カプチン
この映写機は非常に複雑かつ繊細な装置なのです。ちょっとしたダメージが深刻な問題…例えばモンスターの幻影が生まれるといった状況を生み出しかねません。側面のパネルを慎重に取り外し、映写機の中心構造を調べてみましょう。そこに何か問題があるのかもしれません。
この歯車を見てください。チカチカしているのが分かりますか?以前にも見たことがあります。これは霧のエネルギーの影響を受けたしるしです。オーギュスティーヌの言っていた通りだったのですね。霧の影響で映写機の能力が増大したのです。さて、もうひとつ調べたいことがあります。
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色とりどりの感情
ルイス・カプチン
この映写機はご賢守護団のメンバーである友人に協力してもらって作りました。これを使うと、観客は映画を現実のものとして体験することができます。でも一体何があったのでしょうか?なぜ恐ろしいモンスターたちがスクリーンから飛び出してきたのでしょうか?ひょっとすると視覚上の問題なのかもしれません。カラーフィルターを調べてみましょう。
カラーフィルターは映画の全体的な雰囲気を左右します。色というのは人の心理にとても重要な影響を及ぼすんですよ。ですが、これらのフィルターに特に異常は見られません。つまり、モンスターの幻影は視覚的な問題によって作り出されたわけではないということです。ですが、このフィルターが状況を悪化させた可能性は大いにあります。これは不安を掻き立てる色ですからね。
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悲劇のはじまり
ルイス・カプチン
ずっと昔に初めてモンスターが街に現れたときと同様、非常事態宣言が出されました。そして、劇場の避難システムのスイッチが入りました…ちなみに、道具を持ってきていただくことは可能でしょうか?非常照明を消して、通常の照明をつけようと思います。
非常用照明がやっと消せました。おかげで目がチカチカしなくなりました。では、最後の証拠をお見せします。犯人はこのリールからフィルムを取り外して、映写機にセットしました。空になったリールを調べると、中にオーギュスティーヌからのメモが入っていたのです。
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アマチュアの犯行
ルイス・カプチン
当然ながら、何が起こっているのかすぐには理解できませんでした。煙の匂いに気づいてやっと犯人がしたことを理解したのです。犯人が映写機の中のフィルムを乱雑に取り替えたために、そこから煙が出たというわけです。もう少しで火事になるところでしたが、容器に入っていた液体窒素で消し止めることができました。それを探してください。
液体窒素は火のついたフィルムを消し止めるのに最適です。映写機の中のフィルムを替えるのもまともにできないということは、犯人は映画の機材に詳しくない人間だということです。恐らく、プレミア試写会を台無しにしようと企むライバル業者でしょう。
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犯罪の武器
ルイス・カプチン
モンスターたちが街の人々を恐怖に陥れたのが私の責任ではないということを証明してみせます。私が犯人に襲われたという話をしましたよね?その時に頭を殴られたのですが、凶器として使われたトロフィーが今も映写室にあるはずです。それを見つけてくださいませんか?
このトロフィーは私の豊富な専門知識に対して贈られたものです。とても大切なものなんですよ!それなのに、犯人がそれに泥を塗りました。あいつは私をこれで殴って気絶させ、そのうえでモンスターの幻影を街に放して住民たちを恐怖に陥れたのです。
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習慣のパワー
ルイス・カプチン
試写会のとき、私は映写室に、オーギュスティーヌはホールにいました。映写機の様子がおかしかったのを覚えています。妻は17番の座席に座りました。彼女はいつもそこに座るんです。
ほら、言ったどおりでしょう?彼女は17番の座席に座ったんです。そこに座るのが彼女の習慣でした。ホールが危険だと知っていたから、妻をそこに行かせたりはしません。お願いです、どうか彼女を助けてください!
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物理的証拠
ルイス・カプチン
モンスターの幻影を作り出したのが私ではないという証拠がまだ必要ですか?私は特殊なアイピースを発明しました。それをつけて観た映画をすべて記録してくれるものなのですが、編集作業中にとても役に立つ道具なのです。そのアイピースを見れば、私が何も企んでいないことが分かるはずです。
このアイピースを調べれば、私が最後に観た映画がアッパーシティの飛行船ドックの開設に関するものだったことが分かるはずです。あれはこの街に活気を与えてくれた出来事でした。なので、プレミア試写会でそのドキュメンタリー映画を上映する予定だったのです。モンスターとは何も関係もない映画ですよ。
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曖昧なゴール
ルイス・カプチン
この映画劇場で事件が起きました。何者かが侵入し、私を襲った上でこの混乱を引き起こしたのです。私は最初、犯人の狙いは抗霧クリスタルのかけらがついたオーギュスティーヌのネックレスだと思っていたのですが…ネックレスは今もここにあります。ほら、これを見てください。
オーギュスティーヌのネックレスは抗霧クリスタルのかけらで飾られています。私の予想に反し、犯人が欲しかったのはこのネックレスではなかったようです。ですが、ここにはこのネックレス以外に価値のあるものなんて何もないはずです。あるのはフィルムのみ…妻と私は街の暮らしを記録するドキュメンタリー映画作家なのです。
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幻影発生装置
ヴィーラ
映写室はずいぶんと荒らされてしまっているわ。映写機自体は無事のようだけど近づけそうにないわね。力場で囲まれているから、近づこうとすれば跳ね飛ばされてしまうはずよ。明らかに何かがおかしいわね…道具を持ってきて。力場を弱められるかやってみるわ。
力場を弱めるのにかなり時間がかかったけど、当然と言えば当然ね。モンスターの幻影を作り出して観客をトランス状態に陥らせるには、相当な量の負のエネルギーを発生させる必要があったはずだもの。この映写機をどうするべきか、一緒に考えましょう。
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肝心の部屋
カルロス・ライト
このホールで使われているのは変わった装置ではなく、五賢守護団の発明品なのだと思います。なぜあの伝説の映写機に関する話をすぐに思いつかなかったのでしょう?それは映写室の中にあるのですが、そこには精巧な錠がかけられています。鍵を探しましょう。
これぞ真の映画作家の鍵です。ほら、フィルムに似せた感光性の部分があります。映写室を開けるには、鍵を鍵穴に入れてから、正しい量の光をここに当てる必要があります。
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今も残る彼らのしるし
カルロス・ライト
思い出しました…カプチン夫妻がちょっと変わった映画劇場を所有しているのは、「ゆがみ」が起こる以前から知られていたことです。夫妻は五賢守護団の協力を得て映画劇場を作ったそうです。天井のしっくいの部分に守護団のシンボルがあります。それを調べてみてください。
カプチン夫妻は、発明品を使って長いあいだ力になってくれた五賢守護団を称えてホールを彼らのシンボルで飾りつけたのです。考えてみれば当然の話しですね!幻影を生み出す映画劇場などというものを作れるのは、五賢守護団の天才たちぐらいのものですからね。
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希少品を嗅ぎ分ける能力
女性狩猟家
それなら私に任せて!セイラムのフクロウを襲った狼男の行方を突き止めてあげるわ。私が敵と格闘しているあいだに、そいつの巣に入って盗まれた変身のアミュレットを探して。きっとそこにあるはずよ。
少し傷がついているけど問題ないわ。変身のアミュレットが見つかってよかったわね。狼男はこういう希少な品を嗅ぎつけるのがうまいの。アミュレットを身に着けているときはもう少し気をつけるよう、アイビスに言っておいた方がよさそうね!他の狼男に嗅ぎつけられる可能性もあるから。
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続く祝宴
刑事
相棒、赤い月が三日月に変わったぞ。招待客たちはカローンのボートに乗って異世界に帰って行ったようだな。不死なるものたちの舞踏会は終わったが、ハロウィンはまだ始まったばかりだ。季節の飾りつけがされた街で思いっきり楽しもうじゃないか。今回は色々と大変だったからな!
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不吉な声
刑事
舞踏会はもう始まってるみたいだな。大広間に入った途端に異世界の招待客に正体を見破られるようなことにならないといいが…おい、ヤバいぞ。俺たちの声はまだ人間のままだ!もっと恐ろしい声に変える方法を考えなきゃならんぞ。アーティファクトは持ってるか?
なんてこった!アーティファクトの効果でやたらと不気味な声になってるぞ。自分の声じゃないみたいだ!無恐の香油はつけすぎてないか?あの世の石の効果で手は十分に冷却できてるか?大丈夫だ、すべて完璧だ。下手したらセイラムでさえ、俺たちに気づかないかもしれん。さあ、行こう。舞踏会の会場はこの門の向こうだ。
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幽霊の輝き
刑事
なあ、異世界のエリートたちが集まる舞踏会で浮かないように、衣装をもう少し神秘的に見せる方法を考えよう。幽霊や精霊っていうのは超常的な輝きを放ってるもんだ。輝くケープを衣装に追加すれば、それっぽく見えるんじゃないか?
ずいぶんと立派なケープを見つけたんだな!ケープが暗闇で光って、まるで本物の霊みたいに見えるぞ。俺のケープにもクリスタルの糸の縫い目を加えておくことにしよう。
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恐怖の眼差し
刑事
前にも言ったかもしれんが、気味は優しい眼差しをしてる。異世界の生物にそんな目を見られたら、すぐに人間だということがバレちまうだろうな。セイラムも言っていたが、不死なるものたちの舞踏会は俺たち人間が参加するものじゃないからな!時間があるうちに恐怖のレンズを見つけておこう。
このレンズをつけると、不気味な眼差しを手に入れることができるんだ。最強の異世界の生き物でさえもビビるくらいのな。そんな恐ろしい目を持った者の正体がまさか人間だとは思いもしないはずだ。
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氷の息
刑事
相棒、マーサに相談したら、暖かい息で俺たちが人間だということがバレる可能性もあるらしい。そんな事態に備えて、息を冷却してくれる特殊な石を使うといいそうだ。あの世の石を探してくれ!
おお、もうあの世の石を見つけたんだな。また先を越されちまったな!どこかの穴倉に何世紀ものあいだ眠ってた石だって?そう言われてみれば、この石は気味の悪い冷気を放ってるな。これを手首につければ、すぐに息が冷たくなるはずだ。
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冷たい握手
刑事
セイラムの招待客に俺たちが人間であることがバレたら大変なことになる。握手した時に気づいたんだが、君は手が暖かいな。このままだと、人間特有の温かみを嗅ぎ付けられるかもしれん。念のため特殊な手袋を用意しておこう。
この手袋は、まるで本物の両生類みたいにヌルヌルして冷たいな!これなら手の暖かさも完璧に隠せるな。正体がバレるのを心配せずに握手ができるぞ。
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人間らしからぬ匂い
刑事
相棒、不死なるものたちの舞踏会に行くのが待ちきれないな。だが、異世界からの招待客に俺たちが人間であることを感づかれたらマズイことになる。いや、心配はいらない…俺は変装のプロだからな。さあ来い、無恐の香油を見つけてそれで人間臭さを消すんだ!
無恐の香油を見つけてくれたか!ああ、なんてひどい匂いなんだ…女性狩猟家の話だと、モンスターや異世界の生き物たちは人間の恐怖を嗅ぎつけることができるらしい。これをつけると、それを隠すことができるってわけさ。うまくいくといいな!
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中国からの宝
ジュリエット
噂によると東洋では、おそらく中国ね、山東ユリと言われる混合種を作ったそうよ。それが影の街にもあると聞いたわ。温室のためにぜひ取ってきてくださらない!
山東ユリは綺麗だわ。単純だけどすごく美しいの!それにとても強い香りね!このユリに関するうわさは本当だった。なぜアジアにおいてユリが一番不思議な花とされているのか、よくわかるわ。ユリは宗教の儀式にも使われていたのよ。
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聴覚的イメージ
カルロス・ライト
「現実のものとして体験できる」という映画がこのホールで上映されていました。ここにあるどの装置が幻影を生み出していたとしても不思議はありません。例えば、あのステレオシステムはどうでしょうか?サウンドから幻影が生まれることだってありますからね。
やっぱり思った通りです。これは普通のステレオシステムではありません。音が観客を完全に「包み込む」ようにできています。モンスターの幻影を生み出す上で役にたったはずですが…メインの装置ではないでしょう。幻影を作るにはパワーが足りません。
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幻影のホール
アンジェリーク
モンスターの幻影が現れて、観客はトランス状態に陥ってしまった…そしてこの不思議なホールには、幻影を現実のものにする機能が最初から備わっていたようです。壁にフィルムが飾られているのが見えますか?あれは普通のフィルムではありません。このフレームをよく見てみてください。
見えますか?このフィルムには猫が映っていますが、しばらく見ていると蜂に変わります。これは幻影なのです。恐らく、カプチン夫妻はモンスターが映った同じようなフィルムをここで上映したのでしょう…ですが、モンスターたちは一体どうやってスクリーンから飛び出したのでしょうか?
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仕掛けられた罠
ヴィーラ
このスクリーンは真っ黒に見えるけど、ここからモンスターの幻影が飛び出して観客はトランス状態に陥ってしまった。もしかすると、他にも外的要因があるのかもしれない…このホワイトホールについてもう少し調べてみましょう。例えば、この広告よ。ホールについて何か書かれているわ。
そう、これよ。ホワイトホールでは、映画を「現実のものとして体験できる」と書いてあるわ。そして、そんな体験ができる場所はここだけだそうよ。これが例の幻影のことを言っているのなら、モンスターたちはこのホールの数ある装置のひとつによって作り出されたものだということになるわね。ここにあるものすべてを調べてみましょう。
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モンスターの幻影
ヴィーラ
ホールに現れた幻影はどこから来たのか…答えはもちろん「スクリーン」よ。でもスクリーンには何も映っていないわ。もしかして、あのメガネをかけないと見えないのかしら?踏んづけてしまった偏光メガネを修理するから、道具を持ってきて。それをかけてスクリーンを見てみましょう。
偏光メガネを修理したわ。スクリーンを見てみましょう。モンスターが動いているのが見えるわ…時々スクリーンから飛び出してくる様子が怖いぐらいリアルよ!メガネを外すと、スクリーンが真っ黒な状態に戻ったわ。
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安全な手
ヴィーラ
スクリーンまでもうすぐよ。でも気をつけて。モンスターの数が増えているわ。待って…私の見間違えでなければ、あそこでモンスターが椅子に挟まれてるわ。ほら、手だけが見えてる!モンスターが動けなくなっているうちに急いで調べましょう。
モンスターの手はただの幻覚だったわ!そうここにいるすべてのモンスターたちと同様にね。なんとなくそんな気がしていたけど、あまりにもリアルだったから…でも、ただの幻影なら何も恐れることはないわ。ホールを調べて、モンスターの幻影がどうやって現れたのかを調べましょう。
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異世界の光
カルロス・ライト
このホールの中のモンスターたちは増え続けています。一体どこから来ているのでしょうか?それを知りたくても、ここまで暗いとどうにもなりません。ホールの端の方に奇妙なライトがあります。あれをつけてみましょう。そうすれば、モンスターたちがそれに気を取られている間にスクリーンに近づくことができるはずです。
ライトを目一杯つけてみましたが、残念ながらモンスターたちは反応しませんでした。非常に奇妙なことですが、今はモンスターの行動に考えを巡らせている暇はありません。あいつらに気づかれないようにスクリーンまで辿り着く方法を考えるのです。
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アノマリーの罠の餌
女性狩猟家
このアノマリーの罠は素晴らしいアイデアだ。聖軍の勲章を見つけるのを手伝おう。そしたらイザベルも新しいアノマリーの研究を続けられるからな。
素晴らしい。アノマリーが聖軍の勲章に痕跡を残っていたようだな。私にでもわかるくらいだ。勲章をイザベルに持って行ってくれ。彼女なら何をするべきか分かっているはずだ。
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好みの味
アンジェリーク
このホールは真っ暗です。スクリーンの方に行くのは思ったよりも難しそうです。今、何かにつまづいたのですが、これは…こぼれたポップコーンのようですね。集めて分析してみましょう。ここで何が起こったのか、何となく分かってきました。
カプチン夫妻はポップコーンに鎮静薬を混入させてブラック局長を眠らせ、無防備な観客たちの前にモンスターを放した…私はそう考えました。ですが、ポップコーンを調べたところ、塩以外に何も加えられていないことが分かったのです。つまり、夫妻が企画した試写会自体には何も怪しいところはなく、上映の最中に何らかの異常が発生したと考えられます。
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バラ色のメガネ
ヴィーラ
懐中電灯の電池が切れてしまったわ。それに、緊急照明もあまり明るくないから周りがよく見えない…ホールの奥にあるスクリーンがチカチカと光っているわ。ここには観客はいないみたい。いるのはモンスターだけね。スクリーンの方に行ってみましょう。ちょっと待って。何か踏んづけたみたい。これは…メガネかしら?ちょっと調べてみて。
これは偏光メガネね。これをかけると、スクリーン上の映画が立体的に見えるのよ。同じようなメガネがいくつもあるわ…恐らく、通常通りに映画の上映が始まった後でモンスターが現れて、観客たちは慌てふためいて逃げていったのね。あっ、狼男が横を通り過ぎたわ!でもおかしかったわね…なぜ攻撃してこなかったのかしら?
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モンスターの巣
ヴィーラ
招待状に書かれていた「ホワイトホール」はここね。大きな椅子が入り口を塞いでいるわ。まるで中に何かを閉じ込めようとしているみたいね。カプチン夫妻がやったのかしら?椅子をどかしましょう。十分に気をつけて…
気をつけて!巨大なガーゴイルがホワイトホールから飛び出してきたわ!椅子で入り口が塞がれていたのはそのためだったのね。あのガーゴイルは一体どこから来たのかしら?中に入ってみましょう…なんだか、他のホールとは中の様子が違うようね。
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モンスターたちの演目
カルロス・ライト
ガーゴイルに狼男、そして幽霊…街は沢山のモンスターで溢れています。やつらを退治し、どこからやって来たのかを確かめることはできるでしょうか?そして、モンスターの巣となっている映画劇場にどんな秘密が隠されているか突き止めるのです。忘れてしまう前に、全てを捜査日誌に書き留めておきましょう。
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月のない夜
女性狩猟家
狼男の強さは満月に頂上に達し、月が欠け始めてもその力をいくらか保ち続ける。医者は、月が全く出ていない時、あの怪物どもに何が起きるかを調べようとした。やつは何を知ったんだ?「新月のお守り」を見つけてくれ!
「新月のお守り」にはほとんど光がないな!マーサは、月がない時は狼男のバイオリズムが遅くなるのを感じるそうだ。あの獣どもは、新月の間は弱くなり姿を隠すんだ!どうやら、医者はそのことは知っていたようだな。
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金のしずく
アンジェリーク
香水を作る際には、材料のバランスがとても大切です。そのため、すべての材料を香水用のスポイトで正確に量る必要があります。スポイトが付いた小瓶を見つけて下さいませんか?
スポイト付きの小瓶は香水瓶として使うこともできます。ちょうどいい物を見つけてくださり助かりました。これで、すべての材料を正確に量るだけでなく、完成した香水をこれに入れてすぐにファビアンのところに持って行くことができます。彼は気に入ってくれるでしょうか…
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夢のすみか
カルロス・ライト
モンスターの巣となってしまった映画劇場に足を踏み入れる準備はいいですか?くれぐれも気をつけてくださいね!カプチン映画劇場に入って、モンスターたちがどこからやって来たのか、そしてどうすれば退治できるのかを確かめましょう。
この映画劇場はビロードと古いフィルムの香りで満たされています。モンスターの攻撃さえなければ、娘と息子をぜひこの素敵な劇場へと連れてきたいものです。ここで何があったのか調べてみましょう。モンスターたちはどこから来たのか、そしてブラック局長や他の方たちがどこへ行ったのかを突き止めるのです。
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幻覚の館
カルロス・ライト
モンスターは何年も前に街から追放されたはず…一体どうやって戻ってきたのでしょうか?人々に危害が及ぶ前に退治しなければなりません。モンスターたちは映画劇場から出てきました。そして局長のデスクにあったチラシもそこから来たものです。カプチン映画劇場に行ってみましょう。
映画劇場のドアは閉まっていますが、どういうわけか窓はどれも大きく開いています。そしてそこから、モンスターが次々と飛び出してきます。どうやら映画劇場はモンスターたちの巣となっているようです。それにしても、こんなに沢山、一体どこからやってきたのでしょうか?
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失われた強さ
刑事
医者は、月の満ち欠けにより、狼男の行動に変化が出ることを見つけた。そういや、俺が狼男になりかけた時も力に変動があったよ…ブルル。今は月が細いな。あの獣どもが弱くなってるといいが。医者は、「月の狼男」から手に入れた、欠けた月のお守りを調べた後、どこに隠したんだ?そいつを探すんだ!
「有明月のお守り」を見つけるのは大変だったな、相棒!狼男は月が欠けると弱くなるのかと思っていたぜ。だがこのお守りを守っていた野郎は、通常の狼男の三倍は強かったぞ。医者も苦労したんじゃないか?
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獣人化の芸術
イザベル
医者が見つけた狼男の所持品には、とてもおかしなオーラがあるのよ。まるで、街の狼男たちの魔法の痕跡のようなの。儀式を行い、医者が狼男の獣人化の方法を見つけたのか確かめましょう。そうでなければいいけど。準備を手伝ってちょうだい。
人間世界にあった狼男の所持品と、街にいる本物の狼男から採取した血のサンプルの間に魔法のつながりを構築しているのよ。なんて不快なエネルギーかしら!こんな物を持っていたら誰であろうと獣になってしまうわ。見て、医者の日誌にも変化が起こったわ!
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偶然見つけた証拠
市長
医者は日誌の中でずいぶん大胆な仮説を立てているな。古代の神々にも人狼がいたと言っているぞ!レトの神話について聞いたことがあるかね?アルテミスとアポロンの母親で、ヘラから身を守るために狼に変わったと言う。彼女の所持品を探してくれ。
狼に変身するニンフ、レトの腕輪を見て、医者は自信を深めたようだ。神話が真実で、古代の神々の獣人だったとしたら?どれも不気味な話じゃないかね。
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複雑な少女
バレリー
あの医者はちょっと狼男に夢中すぎよね。でも、すごい想像力だわ!彼は獣人化の鍵となるものを探す中で、赤ずきんはそんなに純真無垢じゃないと考えていたらしいわ。彼女自身が狼に変わるんじゃないかと考えていたのよ!彼女のケープをどこかで見なかった?
これが「赤ずきんのケープ」なの、ほんとうに?てっきりおとぎ話だとばかり思ってたわ。でも医者は実際にその服を見つけたのね。私がこれを着たら、人狼になれるってこと?冗談よ、冗談!
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フェンリルの子供たち
門番
あの医者は、世界中の狼男の伝説を網羅したんだね。日誌は、バイキングの狼戦士、バーサーカーにまで言及しているよ。彼らは獣人だったと考えられていたんだ。北欧の神話についてなら、一つ、二つくらいは知っているよ。バーサーカーの狼の兜を探してくれ。
「バーサーカーの兜」は本物の狼の頭から作られているんだ。バイキングは、狼の中に隠れることが自分たちを獣に変えると考えていたんだな。医者は自分の仮説を証明できたのかな?
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創造的な寓話
アデリーン・スベンソン
あの医者は、全ての伝説の中に狼男を見つけていたわ。なんだか疑わしい感じがするけどね。日誌の中にこうあるわ。「狐物語の伝説に出てくるキャラクターは狼男かもしれない!」その証拠を探してみましょう。
医者のメモに従って、フランスの寓話に出てくる狼、イザングランのブーツを見つけたのね。医者は、イザングランは狼に変身できるかもしれないと考えていたのよ。
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母狼
女性狩猟家
日誌の中で医者は、ローマ建国の伝説に関わる獣人の源流を探していたと書かれている。ある狼が、ロームルスとレムスという赤ん坊に乳を与えていた。その二人が「永遠の都」を建設したという。彼らが最初の狼男だったとしたら?狼の乳にそんな力があったとは思えないがな!だが、とにかく探してみようじゃないか。
「ローマの牝狼の乳」を見つけたのか!モンスターハンターであるこの私が、その効果を確かめる危険を請け負おうではないか。うーむ。ただのミルクのような味だな。毛皮に覆われる兆候もないな。
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獣人の金庫
捜査官
医者の金庫の鍵である獣人の印章を全て集めたね。刑事と私で印章をいろいろと捻ってみたのだが、金庫が開かないんだ。少し魔法が必要なのだと思うね。イザベルさんに、獣人の印章に彼女の力を注いでくれるよう頼めないかね?
イザベルさんが魔法の道具で獣人の印章を調節しているよ。このようなすばらしい腕にお目にかかれるのは光栄だね!こんなに早く金庫を開くとは!中には…「地球儀形の入れ物」だね。なぜ医者はこのような物を金庫に入れていたのかね?中に何が入っているというのだ…
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斑点の戦士
マーサ
獣人の伝承についてはよく知らなくてね。だがシャーマンの世界において、特別な儀式をするため、豹の戦士に姿を変える魔法使いがいたことを思い出したよ。医者の金庫を開けるために、豹の戦士の像を探しておくれ。
アフリカの豹戦士の像が表す獣人はとても印象的だね。やはり、この大きなネコ人間はい者の金庫の穴にぴったりだったね。
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優しくて親切な動物
アイシー
北方の人々にもまた、獣人の伝承があるのです!きっと医者は、「セルキー」にも興味を抱いていたと思います。ケルトに伝わるアザラシの獣人ですよ。もしかして、金庫にある穴はそんな形ではなかったですか?セルキーの像を探しましょう!
セルキーの像はとても優しそうですね、他の獣人たちとは少し違いますよ!セルキーは、おとなしく優しい生き物だと聞いたことがあります。この印章も金庫の穴にぴったりはまるようですね。
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赤い魔女
ユイ
金庫の穴の形からして、医者は東洋の伝説にある狐の獣人、妖狐についても知ったようだな。私の鬼たちの仲間にそのような者もいたぞ。西洋世界では「キツネ」という名前で知られているらしいな。狐の印章を見つけてくれ。
狼男は、この化け狐の像に傷をつけることはできなかったようだな。狐の獣人の印章が、金庫の扉にはめられたぞ。もうすぐ金庫を開けて、医者の秘密を明かすことができるだろう。
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アマゾンの秘密
アデリーン・スベンソン
医者の金庫の鍵となる二つ目の獣人の印章を探すのは、難しそうね。でもやるわよ!アマゾンカワイルカの形をしているのよ。ブラジルの伝説にある獣人なのよ。もちろん、それについて読んだことがあるわよ!そんな形の像を探すのよ。
このアマゾンカワイルカの像は、医者の金庫にピッタリはまったわ!この伝説を知ったのは、人魚の死体についてデマを調査している時よ。センセーショナルよ!
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狼の遺産
女性狩猟家
狼男どもにはおかしな物を追いかける習性がある、カササギのようにな。私の剣に誓おう、医者の金庫の鍵である獣人の印章を盗んだのはやつらだ。だが見てくれ!扉に印章の痕が付いているぞ、狼の足あとのようなものもな。この獣人化の印章を街で探すんだ。
最初の獣人の像は、典型的な人狼のものだ。何を驚くことがあるんだ?医者は人間世界の狼男の伝説を調べていたんだ。まずは、狼から始めるのが筋だろう。
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謎の科学の研究者
マーサ
狼男が捨てた、謎の医者の所持品らしき物を全て見つけたね。このアイテムをひとまとめにしたら、彼のオーラの糸を感じるようになったよ。でも、普通の人間とは違うオーラをしているね。儀式を行う準備を手伝っておくれ。彼についてもっと知る必要があるよ。
瞑想に入るよ。医者が街に他に何かを残していたとしたら、彼のアストラル界のオーラを辿ってそれを見つけられるだろう…私の言うことに従っておくれ。だんだんはっきりと見えてきたよ…何か大きな物の中に彼の存在を感じる…我々の前にそれが現れようとしている…おお、これは金庫じゃないか!
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携帯用救急セット
捜査官
狼男が薬が詰まったカバンを持っているのを見たのだよ。驚いたがね、これで全てに納得がいったよ。あのカバンを怪物たちから取り戻してくれたまえ。だが、気を付けてくれ!この医者についてもっとよく知る必要があるのだ。
どうもこの薬は救急用のものではないようだね。分析してもらう必要があるね。この医者は内科医だったようだが、研究者でもあったようだ。
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月の輝き
セイラム
カローンのボートを無事に恐ろしい蛇川の迷路から救い出させるといいわね。赤い月が私たちの味方をしてくれますように…そうだ、いいことを思いついたわ!アーティファクトで月光をさらに明るくするの。そうすれば、異世界にいるカローンも月に向かって舵を取ることができるはずよ。
では儀式を始めるわね。カローンのボートの姿が見えないか、見張っていてね。千年樹の木切れから出る煙が精霊を召喚して、奈落の底の石が闇を払拭してくれた…そして、月光が異世界からの帰路を照らし出したわ!うまく行ったみたい!見て、カローンのボートが暗闇の中から現れたわ!
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危険を乗り越えて
セイラム
蛇川では、分厚い闇と暗黒が常に周りを囲んでる状態よ。だから、カローンも周りがよく見えないはず。でも、奈落の底から採られたという希少な石について聞きたことがあるの。それがあれば闇の壁を崩せるはずよ。一緒に探してもらえない?
すごいわ、奈落の底の石が見つかったのね!これを持ってくるためにあなたがどれだけ危険な思いをしたのか想像もつかないわ。あなたが石を探しているあいだに、これを使って闇を払拭する方法を考えたのよ。こんな風に特殊な形に石を並べると…
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円の魔法
ジャック
ボートを蛇川から連れ戻することができたなら、カローンが異世界からの招待客をしっかりと不死なるものたちの舞踏会に送り届けてくれるだろう。ボートを闇を操る者の魔法から守るために、帰路の魔よけを作ろうと思う。手を貸してくれるか?
おかげで素晴らしい魔よけが手に入ったよ!お守りの円の中にカローンのボートのミニチュアを置いた。これが円の中にいるあいだは、ボートは闇を操る者の魔法から守られるはずだ。
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風とダンス
セイラム
私たちがカローンを蛇川から連れ戻そうとしていることが闇を操る者に知れたら、どんな手を使っても止めようとするはずよ。風と一緒に踊っている精霊たちにボートの速度をアップさせるよう頼んでみるわ。精霊を呼ぶための風鈴がどこにあるか知らない?
素敵な風鈴を見つけてくれたのね!風に吹かれるととても大きな音で鳴るのよ。風と踊ってる精霊たちも、この音を聞いてすぐに駆けつけてくれるはずよ。夜の女王の頼みだもの。必ず手を貸してくれるわ。お礼に舞踏会に招待するつもりよ。
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長い根
ジャック
蛇川はその名の通り蛇行していて荒れている。急流もあり、尖った岩もあるが、木の精霊ならこちらへ向かうカローンの木のボートを守ってくれるはずだ。千年樹の木切れを探して欲しい。精霊と交信するためにそれを燃やす必要があるんだ。
千年樹の木切れを持ってきてくれたか!木を傷つけずに、落ちた枝から切り取ったものだな?千年樹は異世界まで届くほど長い根を持ち、そこには木の精霊が住んでいる。セイラムがこの木切れに火をつけると、その煙が助けを求める彼女の声を精霊に届けてくれるはずだ。
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頼みの綱
セイラム
不死なるものたちの舞踏会が開催されなければ、異世界の生き物たちは憤慨するでしょう。闇を操る者の狙いはそれよ。長い零時が終わる前にカローンのボートを蛇川から連れ戻す必要があるわ!川から藻の玉を取るのを手伝ってもらえる?理由は後で説明するわ。
持ってきてくれた藻の玉に魔法をかけて、端を埠頭に結ぶの。さらに、もう片方の端を川の精霊に渡して。それをカローンのボートまで伸ばしてもらうわ。それが複雑に絡み合う蛇川の流れに引っかかってしまったボートを解放してくれるはずよ。
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暗闇を抜けて
セイラム
今からトランス状態に入って、思考の中で異世界に移動してカローンと招待客を探すわ。でも、このままでは私の無防備な幽体が彷徨っているのを見られてしまうかもしれない。アーティファクトで保護しましょう!
川の貝殻の精霊がどこに行けばいいのかを囁いてくれた…ワタリガラスと一緒にそこへ向かうわ。オールから解放されたエネルギーが異世界の真っ暗闇を照らして、そこに何かの姿が浮かび上がったわ。あれは、蛇川で動けなくなったカローンのボートよ!
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イメージを捕らえる
セイラム
闇を操る者によってボートが異世界のどれだけ奥深い場所に連れてこられてしまったかは、恐らくカローン自身も分からないはずよ。儀式でなんとか招待客たちの居場所を突き止めてみせるわ。キャッチャーミラーを探してくれる?それがあれば、私の意識に浮かび上がったイメージを映し出すことができるはずよ!
儀式の途中で見たイメージをこのミラーに送るつもりよ。見て、クモの巣がついているでしょ?これが霊媒の見たものを捕らえて、逃さないようにするの。想像してみて。私の意識で起こっていることがすべて映し出されるのよ!
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羽のある使者
ジャック
カローンに会いによく埠頭を訪れるワタリガラスがいるんだが、セイラムは儀式の途中でそいつを呼ぶつもりだ。ワタリガラスというのは霊界とつながっていると言われているから、カローンと招待客を見つけるための助けになってくれるだろう。だが、そいつを呼ぶには夜のワタリガラスの像が必要だ。
この像があれば、セイラムは夜のワタリガラスを呼ぶことができるだろう。異世界にいるカローンと招待客を見つけるように頼むためにな。ワタリガラスには霊界で起こっていることを鳴いて知らせる能力があるそうだ。古代の魔法使いたちが彼らを手なずけていたと言われているのもそのためだな。
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幽玄の世界
セイラム
儀式が始まったら、カローンのボートを探しに幽玄の世界に行くことになるわ。その道案内をしてくれる天体の振り子が必要よ。長い零時が終わる前に儀式を済ませなければならないわ。どこにいけばそんな振り子が手に入るかしら?
天体の振り子を見つけてくれてありがとう。また助けられちゃったわね!霊媒師はこれをコンパス代わりに使うのよ。これがきっと幽玄の世界からの出口を示してくれるはず。ああ、儀式を成功させるのに十分な知識が私に備わっていればいいのだけど…
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エネルギーの痕跡
ジャック
儀式が始まったら、遠くにいるカローンのエネルギーを感じ取るためにはセイラムは瞑想状態に入るだろう。だがそれには、カローンの持ち物が必要だ。確かこの辺りに、彼が置いていったひび割れたオールがあるはずだ。それを一緒に探してくれ!
カローンが最後に異世界に行ったときに割れてしまったオールが見つかるとは運がいいな。もう使い物にはならないが、まだカローンのエネルギーの痕跡が残っている。このエネルギーを解放してやれば、いっとセイラムにカローンの行方を教えてくれるはずだ。
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魔法の通信
セイラム
魔法を使ってカローンのボートと交信してみようと思うの。そうすれば、闇を操る者によってどこに連れて行かれてしまったかが分かるはずよ。でもね、実は今まで一度も試したことがないの。儀式に必要なものを集めるのを手伝ってくれる?まずは、以前にカローンがボートの側面から削り取った貝殻よ。
カローンがボートの掃除をしていた時に削り取った貝殻を見つけてくれたのね。これは普通の貝殻ではないのよ。中に水の精霊が住んでいるの。ほら、耳を近づけてみて。精霊の囁き声が聞こえるでしょう?カローンのボートが今どこにあるのか聞いてみるわね。
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魂との会話
セイラム
あなたのおかげで闇を操る者の持つ力について知ることができたわ。次はあいつのせいで究極の恐怖を味わった魂たちに話を聞こうと思うの。彼に弱点があるのかどうかを教えてくれるかもしれないわ。魂と素早く交信できるように、アーティファクトを貸してもらえない?持ってきているわよね?
闇を操る者によって恐怖に突き落とされた魂たちを呼び出すために、彼の魔法が残っている掛け金と仮面、そして世界の狭間のタンバリンをアーティファクトの近くに置くわ…ああ、恐怖に泣き叫ぶ魂の声が聞こえるわ。闇を操る者の魔法は、命ある者たちの世界では威力が弱まってしまうそうよ。
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最初の誘拐
セイラム
闇を操る者に関する情報なら、どんなものでもきっと役に立つはずよ。地下牢に閉じ込められていたとき、魔女のポーチを見つけたことがあったの。つまり、私の前に誘拐された人がいたってことよ。それが誰なのかを突き止めるつもりで、ポーチは持って帰ってきたわ。それを一緒に調べてみましょう!
見て、魔女のポーチに初代の夜の女王の名前が刺繍されてる。そういえば、ジャックが言っていたわ…不死なるものたちの舞踏会を中止させるために、闇を操る者が夜の女王を誘拐したことがあるって。他の異世界の生き物たちとは違って、彼は赤い月の夜の狩りを復活させたいと願っていたのよ。
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暗黒の片隅
ジャック
闇を操る者は「原始の闇の帝王」と呼ばれている。異世界の生き物でさえ近づかない場所に住んでいると言われるが、そこは一体どんな所なんだろう?私が覚えているのは、セイラムが閉じ込められていた地下牢の壁だけだ。彼の世界を覗き込むには、暗がりの目が必要だな。一緒に探してくれ。
この暗がり目を見つけるのは簡単ではなかったはずだ。よくやったな。では、闇を操る者の世界を覗いてみよう…ああ、なんて気味の悪い場所なんだ!あいつは闇の辺境に住んでいるらしい。言葉では言い表せないほど恐ろしい邪悪なものたちが住む場所だ。後で悪夢にうなされたくなかったら、見ない方がいい。
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真の顔
セイラム
闇を操る者に関して集めたすべての知識が、彼の闇の魔法に立ち向かう上で役に立つはずよ。地下牢に閉じ込められたとき、彼の仮面を取ることに成功したの。今でも持ってるのよ。ほら、手に取ってみて。まだ冷気を放っているわ!
彼の仮面を取ったのは、その下の顔を見てみたかったからよ。でも、そこには恐ろしいものが隠されていたわ。私はそこに、自分が恐れているすべてのものを見たの。闇を操る者の顔は、命ある者たちの悪夢からできていると言われてるわ。だから、彼の真の顔は見ないほうが身のためよ!
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闇を恐れぬ者
セイラム
闇を操る者にされたは、永遠の命を手に入れる前のことよ。夜の女王になった今となっては、あいつを恐れる気持ちはまったくないわ。あいつはドアの掛け金に魔法をかけて私を地下牢に閉じ込めたの。ジャックがそれを壊して私を助けてくれたんだけど、なぜかその掛け金を持って帰ってきちゃったのよ。さあ、見せてあげる!
見て、闇を操る者がかけた魔法がまだ微妙に残っているわ。彼の魔法は、異世界の中心で生まれたとても暗いエネルギーから作られたものよ。でも、ジャックの私を思う気持ちが掛け金に掛かった魔法を解いてくれた。そう、愛は闇より強いのよ。
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異世界の奈落の底
セイラム
闇を操る者なんかに舞踏会を邪魔されてなるものですか!この世界と異世界で彼について知られていることを、すべて調べたほうがいいわね。そうすれば彼の弱点が分かるかもしれないでしょ?彼は「世界の狭間のタンバリン」というものを使って私を誘拐したわ。それを一緒に探して!
このタンバリンを見ていると、誘拐された時のことを思い出すわ。あいつはどこからともなく現れて、タンバリンを叩いた。すると、ポータルが開いて私を異世界の奈落の底に引っ張り込んだのよ。あいつはこのタンバリンの魔法の力を利用して、2つの世界のあいだを移動する能力を手に入れたのよ。
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舞踏会へようこそ!
セイラム
なんだか心配になってきたわ。すべて順調に行くかしら?もうすぐ招待客が到着するわ。川の流れが速くなってきたから、到着したカローンがボートをちゃんと係留させられるようにしなくちゃ。ボートが流されないように対策をしておくわ。アーティファクトを貸してくれない?
何か忘れたことがないか何度も確認したわ。恐怖の大鍋は沸騰してるし、薔薇の花びらも川に敷き詰めた。それに、アーティファクトの力で埠頭の係留柱の強度もアップさせておいたわ。カローンのボートをそこにくくりつければ、流されてしまうこともないはずよ。舞踏会の準備は完了ね!
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ファーストダンスを勝ち取るもの
セイラム
不死なるものたちの舞踏会は、赤い月のよるだけに起こる「長い零時」という現象が終わるまで続くのよ。舞踏会に最初に到着した招待客は、赤い月の下で私にファーストダンスを申し込む権利を手に入れるの。ダンスカードを一緒に探してくれる?
私の衣装によく合うダウンスカードを見つけてくれたのね!舞踏会では、沢山の招待客が夜の女王とのダンスを希望するはずよ。きっと事前に申し込んでくるでしょうね。誰の申込みを承諾したかを忘れないように、ダンスの番号とダンスパートナーの名前をダンスカードに書き留めておかなくちゃ。
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恐怖の味
ジャック
不死なるものたちの舞踏会は、異世界の生き物たちが命ある者たちを餌食にすることなく赤い月の夜を楽しめるようにとの願いから始まった。だが、招待者たちの喉を潤すものが必要になる。セイラムは彼らのために特別な飲み物を用意した。この恐怖の大鍋を大広間に持って行くのを手伝ってくれないか?
よし、恐怖の大鍋はここに置こう。手を貸してくれて助かった!この鍋の中には、命ある者たちの恐怖が詰まっているんだ。ひと口飲んだだけで、彼らの計り知れない恐怖を感じることができるはずだ。異世界の生き物にとっては極上のご馳走だ。彼らは恐怖の味が好物だからな。